ふだん、ホテルの浴槽を扱っています。
家のお風呂も、同じ目で見ます。
浴室は、家の中でいちばん水を使う場所です。
そして、傷みがいちばん見えにくい場所でもあります。
浴槽の下は見えません
在来工法の浴室は、床下で水が漏れていても気づきません。タイルのひび、目地の黒ずみ、床の沈み——そこから下を疑います。
階下に染みが出てから呼ばれると、直す範囲が浴室だけでは済まなくなります。
こんなサインが出ていませんか
タイルにひびが入っている
ひびそのものより、その下に水が回っていないかを見ます。叩いた音で、浮いているかどうかが分かります。
目地が黒い・カビがすぐ戻る
掃除してもすぐ戻るのは、中が乾いていないからです。乾かない原因を止めないと、いたちごっこになります。
床が沈む・歩くと音がする
下地が水を含んでいます。早いほど直す範囲が小さくて済みます。
お湯がぬるい・追い焚きが効かない
給湯器側か、追い焚き配管側かを切り分けます。給湯器の交換・修理もあわせてご覧ください。
追い焚き配管の洗浄
家庭用の追い焚き配管も、内側に生物膜が付きます。ホテルでやっているのと同じ理屈です。入浴剤をよく使う家庭ほど溜まります。
お湯を張ったときに黒いカスが浮く、においが気になる。そのときは配管の中です。
できること
- シャワー水栓の交換
- 追い焚き配管の洗浄
- 浴槽の入れ替え
- 在来浴室からユニットバスへの改修
- 給湯配管のやり直し
進め方
1 現地を見る
浴室の寸法、給排水と給湯の位置、下地の状態を確認します。写真を送ってもらえると、事前の目星が付きます。
2 直す範囲を決める
部分の補修で持つのか、入れ替えたほうが結局安いのか。両方の金額を出して比べてもらいます。
3 工事
ユニットバスへの改修は、数日お風呂が使えません。近くの銭湯や日程の組み方も一緒に考えます。
ふだんは、ホテルの浴槽の循環配管を洗っています。菌を出さないための仕事で、基準は法令で決まっています。
その手で、ご家庭のお風呂も直します。